• 物流施設

23/12/06

日本GLP、福岡県小郡市に物流施設をしゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は11月、福岡県小郡市にマルチテナント型物流施設「GLP福岡小郡」をしゅん工した。ケー・エム・カーゴ、三友通商、丸都運輸の物流企業3社とマテハンメーカーのダイフク、計4社が入居を決めている。
 新施設の所在地は、福岡県小郡市小郡923ノ12。敷地面積は4万2920平方メートル。耐震鉄骨造4階建てで、延べ床面積は9万1752平方メートル。
 長崎自動車道鳥栖インターチェンジから約2・7キロメートル、九州横断自動車道と九州縦貫自動車道の結節点である鳥栖ジャンクションから約700メートルで、九州地方への広域配送拠点として優れた立地。九州エリアの半導体事業を含む精密機器産業の経済的伸長により、関連企業からの物流施設需要が見込まれる。
 施設は、最小区画約6600平方メートルから賃借可能。3階につながるスロープ、冷暖房設備、低床バースを設置。置き配バースも導入し、トラック待機時間の削減につなげる。また同社で初めて「リビングラボ」を設置した。開放的半屋外型のウッドデッキ付き空間で、地域の集会所や、人々が気軽に訪れくつろげる場としての活用を見込む。

「GLP福岡小郡」の外観