セイノーＨＤ田口福寿会、奨学生交流会を開催

　セイノーホールディングス（本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長）の田口福寿会（田口義隆会長）は11月11日、第５回奨学生交流会を大

垣市内で開いた。社会貢献活動の一環。田口福寿会の奨学生らがグループトークやパネルディスカッションなどで交流した。

　奨学生同士が親睦を深め、視野を広げながら楽しむ目的で、毎年恒例。奨学金を受けているひとり親家庭などの大学生78人、ＯＢ・ＯＧ10人が参加。学生生活の楽しみ方や将来の進路・就職について、幅広く意見交換した。
　参加者からは「全国で頑張る岐阜県出身の仲間やＯＢ・ＯＧと交流でき、勇気づけられた」「新たな気づきや人脈が増える良い機会」などの感想が挙がった。また、本年度で大学卒業を迎える奨学生からは、田口福寿会への感謝のコメントが多く寄せられた。
　田口福寿会は1967年、西濃運輸（2005年にセイノーＨＤに称号変更）の創業者の故・田口利八名誉会長およびこのゑ夫人の私財寄付によって設立。主にセイノーＨＤの株式配当を財源として、育英奨学金の支給や福祉・教育・地域活性化などの幅広い事業への助成を行っている。