ＵＤトラックス、大型トラック「クオン」の安全機能を拡充

 

　ＵＤトラックス（本社・埼玉県上尾市、丸山浩二社長）は大型トラック「クオン」2022年型モデルの安全機能を拡充した。衝突被害軽減ブレーキに、歩行者検知機能を追加したほか、車間距離制御装置には、追従走行中の自動停止・発進機能と車線維持支援機能を搭載。安全性およびドライバー支援機能を高めた。
　「スマートトラフィックアイブレーキ」は、ミリ波レーダーとカメラで前方の状況を二重に監視。先行車だけではなく、歩行者との衝突を警告する。衝突する可能性のある距離まで近づくと自動的にブレーキが作動。減速して被害を軽減する。
　「スマートトラフィックアイクルーズ」の「ACC Stop ＆ Auto Go」は、先行車との車間距離をミリ波レーダーで検知し、一定に保つ。また、車線維持支援機能は、カメラが道路上の白線を検知。車線内での走行を維持するステアリングのコントロール支援機能を車線逸脱抑制機能に追加し、車線逸脱やふらつき走行を未然に防ぐ。
　このほか、前方衝突警報装置、道路標識認識サポートなどの機能を備える。また、ＵＤアクティブステアリングは今回、ＣＧ、ＣＷ、ＧＫで同機能の搭載車型を追加した。