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23/11/28

三菱ふそう、eキャンターでイーモビリティパワーの公共充電網の利用開始

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は11月から、電気小型トラック「eキャンター」で充電サービス大手イーモビリティパワーが提供する公共充電ネットワークの利用を開始する。
 イーキャンターがイーモビリティパワーの発行する充電サービスカード「eMPカード」の対象車両に選定され、走行ルート上での充電が可能になった。充電の選択肢の多様化によるユーザーの使いやすさ向上を後押しし、EV(電気自動車)トラックのさらなる普及を目指す。
 全国のeキャンターユーザーは、イーモビリティパワーのウェブサイトかスマートフォン向けアプリで会員登録を行う必要がある。eMPカードが交付されるとイーモビリティパワーが提供する公共充電ネットワークの一部で充電器の利用が順次可能になる。
 当初は、全長5メートル以下、標準幅の車両が対象。今後は、よりサイズの大きな車両も利用できる充電スポットが拡大される。
 EVトラックの課題の一つである航続距離に対する不安を軽減し、eキャンター活用用途の拡大と、ユーザーの使いやすさ向上を図る。
 イーモビリティパワーは、全国の商業施設や道の駅、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、自動車販売店などに普通・急速合わせて2万口以上の充電ネットワークを展開している。

イーモビリティパワーの公共充電設備で充電中の新型eキャンター