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23/11/21

福通、24年1月に特積み運賃を10パーセント・宅配を平均6パーセント改定

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は2024年1月、届出運賃を改定する。特積みなどで約10パーセント、宅配で平均6パーセントを値上げ。従業員の労働環境改善や協力会社の賃金アップに向けた原資確保、環境負荷低減の取り組みなどの原資とする。

 11月21日の決算会見で、公表した。また距離別の運賃を見直し、長距離輸送となる600キロメートル以上の料金のさらなる引き上げを行う。福通は、物量減の中で運賃交渉は厳しい状況が続いているとしつつも、「今後2024年問題をはじめとする業界の諸課題に対応するために、適正収受につとめたい」とする。