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23/11/20
10月・JR貨物、化学需要低迷もありコンテナ2%減
JR貨物(本社・東京犬飼新社長)の10月のコンテナ輸送実績は、前年同月比2・2%減の162万9000トン。物価高による国内消費の伸び悩みや化学業界の需要低迷で減少した。
品目別では、化学薬品が一部顧客の輸送終了や生産減で低調。紙・パルプは需要減が続きまいネスとなった。微減となった。一方、積み合わせ貨物はEC貨物の取り込みや鉄道シフトの進展で同3・0%増。自動車部品は、自動車の生産回復に加え、2024年問題や環境対応を背景にした新規輸送案件で同11・1%のプラスとなった。
車扱いは、石油が検討だった半面、セメントが顧客の生産計画変更で半減となり、同同10・7%減の64万1000トンと落ち込んだ。