• 物流施設

23/11/17

日本GLP、尼崎市に「GLP尼崎Ⅳ」しゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は10月、兵庫県尼崎市に「GLP尼崎Ⅳ」をしゅん工した。関通が専用施設として1棟借りする。快適な就労環境を追求した設計で、入居企業の物流を施設面でサポートする。

「GLP尼崎Ⅳ」外観

 所在地は、兵庫県尼崎市道意町6ノ36ノ1。阪神高速3号神戸線尼崎西インターチェンジ(IC)から約700メートル。敷地面積は、1万4196平方メートル。耐震鉄筋コンクリート・鉄骨造で地上4階建て。延べ床面積は約2万8842平方メートル。
 大阪市や神戸市内に向けた広域配送の物流拠点として優れた立地。一般道を利用した広域エリア配送にも活用できる。また、阪神電気鉄道本線尼崎センタープール前駅から徒歩13分、住宅エリアからも至近なため、雇用確保の面でも期待できる。
 生産性と作業効率向上のため、大型シーリングファンを設置。100席のレストランは、近隣の他施設で働く従業員も利用できるため、既存物件を含めた快適な就労環境の整備にも寄与する。
 BCP(事業継続計画)面では、耐震性能の高いブレース材を採用し安全を確保。浸水や液状化対策を講じた。環境面では、全館LED(発光ダイオード)や緑化エリアの整備を通して環境に配慮した施設運営を行い、今後は、自家消費型の太陽光発電設置の設置も予定している。