• 物流機器メーカー

23/11/13

ナビタイム、トラックカーナビに休憩地点マップ ドライバー口コミ情報も

 ナビタイムジャパン(本社・東京、大西啓介社長)は11月7日、トラック専用のカーナビゲーションアプリ「トラックカーナビ」で、休憩地点の検索マップを提供開始した。ユーザーの車両サイズなども含めた口コミ情報を投稿する機能も備える。ドライバーの休憩時間の確保と安全運行を後押しする。
 「休憩地点マップ」は、サービスエリア・パーキングエリア、トラックステーション、道の駅、コンビニ、食事・軽食の5カテゴリーの施設を地図上にアイコン表示。設備や駐車台数の情報の他、口コミの投稿者がトラックカーナビに登録している車両サイズも掲載している。休憩地点を検索中のユーザーが、自分の車両が駐車可能か判断できる仕組み。
 マップで検索した休憩地点は、そのままルート検索時に目的地として設定したり、ルート検索後にルート上に近い場所を探して中間目的地として設定可能。訪問先へのルートを検索した後に、車両を止められる休憩地点を検索・ルート設定できる。検索にかかる時間や手間を削減する。
 ナビタイムジャパンは今回、安全運転の観点からもドライバーの休憩時間の確保を重要視し、ドライバーの口コミを掲載する新機能を開発した。
 2024年4月からは、働き方改革関連法による残業上限規制に加え、ドライバ―の拘束時間などを定める新たな改善基準告示が適用される。

アイコンをタップして投稿の詳細情報を確認。休憩地点マップに投稿された地点はルート案内で目的地として利用可能

休憩地点マップの投稿ボタンより、現在駐車中の地点を検索。休憩地点には利用中の車両と「おすすめ理由」を記載して投稿できる