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23/11/10

ヤマト運輸×ANA×宮交HD、地方特産品の商圏拡大へ宮崎県で北海道&沖縄フェア

 ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)と沖縄ヤマト運輸(同・沖縄県糸満市、赤嶺真一社長)は11月18・19日、ANAホールディングス(同・東京、芝田浩二社長)および宮交ホールディングス(同・宮崎県宮崎市、渡辺俊隆社長)と連携し、「恵みフェア~北海道&沖縄~」を宮崎県で開催する。各社のネットワークを活用し、地方特産品の商圏拡大を後押しする。
 

地方特産品の商圏拡大に向けた3社の取り組み(イメージ)

 

 北海道と沖縄県の特産品を、宮崎県へスピード輸送して販売する取り組み。ヤマト運輸は北海道および沖縄県でサプライヤーの発掘や輸送を担う。ANAは特産品の鮮度を保って輸送し、宮交HDは物販やイートインの知見を生かしてフェアを運営する。
 11月18・19日の午前11時~午後5時、宮崎市広島2の「宮崎駅前あみーろーど横広場」で、リンゴジュースなどの北海道産の19品、シークワーサージュースなどの沖縄県産の18品を販売する。同フェアの開催を通じて遠隔地の商流を構築し、地域活性化を図る。
 ヤマト運輸、ANA、宮交HDは2022年9月、地方間の流通課題の解決に向けた共同の取り組みを開始。これまでに、宮崎県での北海道産の商品の販路拡大のほか、宮崎県ー沖縄県間の流通ネットワーク構築の可能性を探ってきた。今回は取り組みの第3弾。北海道産に加えて、フェアとして初めて沖縄県産の商品を取り扱う。