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23/11/09

大和物流、兵庫県湾岸の事業基盤強化へ神戸市に新拠点

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は11月1日、「神戸長田物流センター」を神戸市に開設した。神戸エリアに製造拠点を構える製造業向けの物流センターとして運営する。兵庫県湾岸エリアの事業基盤の強化を目指す。

「神戸長田物流センター東棟」の2・3階の一部を賃借して新拠点を開設

 所在地は神戸市長田区駒ヶ林南町1ノ46。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、1ー2階バース(スロープ付き)。大和ハウス工業などが共同開発した物流施設「神戸長田物流センター東棟」の2・3階の一部を賃借し運用する。倉庫面積は約1万596平方メートル。
 高床式バース。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。荷物用エレベーター、垂直搬送機、ドッグレベラーを備える。
 阪神高速3号神戸線の若宮インターチェンジ(IC)から約2キロメートル、湊川ICから約1・8キロメートルで、近畿エリアおよび中四国エリアへの広域配送拠点に適した立地。また、神戸港から約10キロメートルで、輸出入貨物のニーズも見込む。
 大和物流は2022年4月から既存拠点「兵庫小野物流センター」を運営してきた。今回の新拠点の開設で、さらに物流ネットワークの拡充を図る。