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23/11/09

アスクル、ラストワンマイル配送にフォロフライEVバンをテスト導入

 アスクル(本社・東京、吉岡晃社長)はこのほど、EV(電気自動車)メーカーのフォロフライが国内普及を進める1トンクラスの商用EVバン「F1バン」を、東京都江戸川区の拠点「アスクル東京DC」にテスト導入した。

アスクル東京DCにテスト導入されたF1バン

 脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環。導入第1号のF1バンを10月、ラストワンマイル配送で運用開始した。物流の二酸化炭素(CO2)削減への貢献について車両の仕様・性能などを検証し、今後の本格導入を検討する。
 アスクルは2016年から「2030年CO2ゼロチャレンジ」に取り組んでいる。17年には国際ビジネスイニシアチブ「EV100」に加盟。30年までに、ラストワンマイルで使用する配送車両をすべて電気自動車に切り替えることを目標に掲げている。
今回は、CO2ゼロチャレンジの検討車両として初めてF1バンを起用。これまでも各メーカーの電気自動車を順次テスト導入しており、現在は合計21台の電気自動車を活用している。