• 物流企業

23/11/06

西濃、松戸支店倉庫で医療機器製品の取り扱い開始

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は11月2日から、千葉県流山市の松戸支店で医療機器製品の取り扱いを開始した。同社初となる医療機器製造業の許可を千葉県から取得した。医療機器製品の倉庫内業務から輸送までを包括的に請け負う。
 医療機器製品のコンテナ入庫から検査、保管、温度管理、出庫までの倉庫内業務に加え、西濃の全国網を生かした輸送までを包括的に請け負い、物流窓口の一本化を実現する。これまでに培ったノウハウや資産を最大限に活用し、医療機器業界でも物流の2024年問題が差し迫る中、顧客の課題解決に貢献する。
 親会社のセイノーホールディングスでは、23年4月にヘルスケアソリューション事業部を新設し、今後の超高齢化社会に伴う医療機器関連の物流需要に対応した専門的な知見から、物流の提案を展開している。西濃は、顧客の専門分野の特殊作業や保管、荷役などに対し、あらゆる角度から解決策を模索、提案する物流サービスを展開していく。

松戸支店の倉庫内部