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23/10/24

JAFA、11月は「無申告危険物搭載防止キャンペーン」月間

 航空貨物運送協会(岡本宏行会長)は11月1~30日まで、国内航空貨物輸送で「無申告危険物搭載防止キャンペーン」を実施する。重大な事故を引き起こす可能性がある無申告での危険物搭載防止の取り組みを強化する。
 JAFA国内部会は、航空輸送の安全確保のため、危険物の適切な取り扱いに関する各種の教育・訓練を年間を通じて実施。毎年度11月と3月を啓発活動の強化月間と位置付け、日本航空、全日空の賛同を得て無申告危険物搭載防止キャンペーンを展開している。
 無申告危険物は、法令で危険物としての取り扱いが義務付けられた物品が、必要な手続きを経ず、無申告のままフォワーダーや航空会社に引き渡された貨物。発見されずそのまま航空機に搭載されれば、重大な事故を引き起こす可能性があり、極めて危険だ。
 キャンペーン期間中、JAFA会員各社は、無申告危険物の脅威を排除するため、ポスター掲示による従業員の啓発に取り組むとともに、チラシを配布し荷主に向けた啓発も行う。

啓発ポスター