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23/10/23

CRE、「ロジスクエア一宮」満床でしゅん工

 シーアールイー(=CRE、本社・東京、亀山忠秀社長)は9月30日、大型物流施設「ロジスクエア一宮」を愛知県一宮市にしゅん工した。しゅん工に先立って国内大手物流企業2社と賃貸借契約を締結しており、稼働率は100%。
 所在地は一宮市萩原町東宮重江北17ノ1外。敷地面積は約2万7864平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約6万641平方メートル。
 倉庫部分の外壁は、金属断熱サンドイッチパネル。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、有効高さは5・5メートル以上、照度は平均300ルクスを確保している。積載荷重4・1トンの荷物用エレベーター8基、垂直搬送機3基を備える。
 名神高速道路と東海北陸自動車道の結節点に当たる一宮ジャンクションや、地方主要道路の西尾張中央道に隣接する。東海北陸自動車道の一宮稲沢北インターチェンジ(IC)から約0・5キロメートル、一宮西ICから約3・8キロメートルで、名古屋市内への配送をはじめ、広域物流の拠点としても活用できる。また、雇用確保の面でも優位性を見込む。
 全館LED(発光ダイオード)照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮。屋根全面には太陽光発電システムを導入する。

「ロジスクエア一宮」外観。3階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウエーを設け、トラックバースを1階と3階に備える