- 物流企業
23/10/20
ロジスティード、輸送業務支援Sの機能を強化
ロジスティード(=旧・日立物流、本社・東京、髙木宏明社長)は10月、輸送業務支援ソリューション「SSCV-Smart(スマート)」の機能を強化した。オートモーティブビジネスを手掛けるジオテクノロジーズのトラック対応ナビ・動態管理システム「スグロジ」と連携。運行管理者とドライバー双方の業務効率化を後押しする。
管理者がドライバーのモバイル端末へ運行指示を送るSSCVスマートの機能と、スグロジの「トラック対応ナビ」「集荷配送先カルテ」「動態管理」の3機能を連携した。
SSCVスマート内の「積地卸地情報」とトラック対応ナビが連携し、住所入力不要でナビを開始できる。車高・車幅・重量などの大型車交通規制を考慮した輸送ルートを案内し、トラックが駐車可能なコンビニなどもワンタップで検索可能。ドライバーの安全運行をサポートする。
集荷配送先カルテでは、集荷配送先の住所などの基本情報のほか、搬入口・納品ルールの追加情報も含めて運行管理者からの伝達事項を集約し、手書きの資料も添付できる。また、道路工事などの最新情報をドライバー自身が投稿することも可能で、ドライバー同士の情報交換による輸送の効率化につなげる。
動態管理は、ドライバーの位置を地図上に表示し、走行状態をパソコン画面で確認できる。管理者は全員の動向をリアルタイムに把握することで、効率的な業務指示が可能となる。