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23/10/19
JR貨物・4~9月、消費回復鈍くコンテナ1・9%減
JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)の4~9月のコンテナ輸送実績は前年同期比1・9%減の872万4000トン。自動車部品や農産品・青果物が増加したものの、物価高による消費回復の鈍さや大雨・台風の影響で微減となった。
品目別では、自動車部品が半導体不足の解消による生産回復で0・7%増。農産品・青果物は、前年に発生した奥羽線不通の影響がなかったため反動で増えた。積み合わせ貨物は微増だった。半面、化学関連と紙・パルプは需要低迷で減少した。
車扱いは好調で、同8・4%増の388万トン。石油は行楽需要の回復でガソリンを中心に増加。セメント・石灰石は顧客工場の修繕時期変更で4割近くのプラスだった。
9月単月では、コンテナが前年同月比1・9%増、車扱いが同2・2%増だった。