鴻池Ｇの印カルナメディカル、ＹＯＫＵＭＩＲＵと提携

　鴻池運輸（本社・大阪市、鴻池忠彦会長兼社長）のグループ会社で、インドで医療関連サービスを展開するカルナ・メディカル・データベース（＝カルナメディカル）は、オンライン健康医療相談サービスのＹＯＫＵＭＩＲＵ（＝ヨクミル、本社・東京、原翔平社長）と業務提携した。
　両社は12月以降、海外滞在中の日本人向けオンライン健康医療相談サービスを開始する。カルナメディカルの「カルナ・ヘルス・サポート・クラブ」の加入企業を対象にヨクミルのサービスを展開し、世界中の日本人の健康・安心をサポートする。
　カルナメディカルは2020年、新型コロナウイルス感染時の対応を支援するサービスとして同サポートクラブを開始。現在約40社の日本企業が加入しているが、インドでの新型コロナの鎮静化に伴い、サービス内容の見直しを検討していた。
　一方、ヨクミルは21年から、世界各地の日本人医師による健康相談サービスとして、海外滞在中の日本人向けオンライン健康医療相談サービスを展開。さらに法人向けの認知向上を図るため、さまざまな施策を模索していた。
　カルナメディカルによると、同サポートクラブの加入企業の多くはインドだけではなく世界に進出している。両社の協働によるシナジー効果として、世界各地でのサービス需要の高まりを見込む。