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23/10/17

JR東、青森県産ホタテを新幹線輸送 消費を後押し

 JR東日本(本社・東京、深沢祐二社長)は10~11月、東北新幹線の列車荷物輸送サービス「はこビュン」を活用し、新青森駅から首都圏まで、青森県産のホタテを輸送する。国産水産物のPRと消費拡大を後押しする取り組み。グループ一体となって、東京電力福島第一原発の処理水海洋放出の影響を受けている事業者を支援する。
 はこビュンで輸送した青森県産ホタテは、JR東日本青森商業開発が10月16・17日にJR上野駅、同22・23日にJR東京駅で開くイベント「青森ほたて産直市」で販売する。また、スーパーマーケットの紀ノ国屋が10月14日と同28日~11月25日の毎週土曜日、東京都内などの一部店舗で販売する。
 この他、グループのJR東日本クロスステーションは10月30日から1カ月間、JR東京駅の「回転寿司羽田市場 グランスタ東京」など都内複数の店舗で青森県産ホタテを販売する。さらに、11月1日から週1回、JR東日本本社の社員食堂でホタテメニューを限定提供する。

青森県産ホタテを東北新幹線で首都圏の主要駅へ輸送し、即日販売する(画像提供=青森県)