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23/10/13

西濃、九州向けのトヨタ補給部品を鉄道輸送へ切り替え

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は10月2日から、愛知県内6カ所のトヨタ自動車部品センターから出荷される九州向けの補給部品輸送をトラックから鉄道に切り替えた。カーボンニュートラル(炭素中立)の実現や、ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題の課題解決を図る。
 1日当たり約130トン、大型トラック約13台分の補給部品輸送をトラックから鉄道輸送にシフトした。年間約1050トンの二酸化炭素排出量削減が見込まれる。
 従来は、愛知県内にあるトヨタの各部品センターから直接、または積み替え後に福岡県の西濃の拠点まで貸し切り輸送。ドライバーを交代し、九州北部と南部の届け先まで貸し切り輸送してきた。
 10月以降は、トヨタの各部品センターから西濃がトラックで集荷し、愛知県内の拠点で鉄道コンテナに積み替え後、名古屋貨物ターミナル駅(タ)までトラックで輸送し、福岡タまで鉄道輸送する。福岡タに到着後、コンテナトのまま、またはトラックへ積み替え、九州各地に届ける。
 愛知県から福岡県までの集荷・幹線・搬入トラック輸送の走行距離は930キロメートルを超え、走行時間は14時間以上かかる。24年問題に対応すべく、同様の課題認識を持つトヨタと協議し、鉄道輸送に切り替えた。

変更前と変更後の輸送の枠組み