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23/10/11

Yper、八王子市の置き配バッグ配布事業に1万個

 Yper(=イーパー、本社・東京、内山智晴社長)が提供する置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」が東京都八王子市の「置き配バッグ配布事業」に採択された。地域内の再配達を減らし、二酸化炭素排出を抑制する取り組み。八王子市が今月末まで、市民を対象に応募を受け付けており、抽選で1万個が無料配布される。
 オキッパは吊り下げ式簡易宅配ボックスで、設置工事は不要。使用時以外は手のひらサイズに折りたたむこともできる。再配達の削減回数が1人当たり20回を超えると、バッグ1個分の製造・流通・廃棄の過程での二酸化炭素排出がオフセットされ、カーボンニュートラルに貢献できる仕組み。
 イーパーは今回、八王子市オリジナル柄でバッグを製作。サステナブルなイメージの木々の間に「はちおうじ省エネ国」キャラクターの「えこちゃん」「グリちゃん」「ゴーくん」が描かれており「毎回の荷物受け取りが楽しみになるようなかわいいデザイン」(イーパー)。

イーパーの置き配バッグ「OKIPPA」が八王子市で配布される

 八王子市は2050年の脱炭素社会の実現に向け、22年2月10日に「ゼロカーボンシティ宣言」を掲げた。今回の置き配促進事業で、市内全世帯の約3・5%の住居に置き配バッグが設置される見込み。バッグの申し込みには、応募要件を満たす必要がある。詳しくは八王子市の公式ホームページへ。