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23/10/11

CBクラウド、トランコム・はぴロジと新サービス「ピックゴー宅配」を開始

 配送プラットフォーム「ピックゴー」を提供するCBクラウド(本社・東京、松本隆一CEO)は10月4日、EC事業者向けのラストマイル配送サービス「ピックゴー宅配」を開始した。荷主企業の個別の需要にも柔軟に対応し、配送コストの最適化を後押しする。
 物流大手トランコムおよび物流不動産大手シーアールイー傘下のはぴロジとの連携を強化。既存のオープン型ラストマイル配送サービス「コネット便」とEC宅配サービス「Scatch!(スキャッチ)」を統合し、一体運営に切り替える。

新サービスのロゴ

ピックゴーの配送パートナー調達力とシステム開発力を応用し、コスト競争力を維持しながら高品質な配送の実現を目指す。全国ターミナル・配送デポからのシンプルな経路で、不要な固定費を省いて商品を届ける。物流波動に対応して配送の遅延を防ぎ、多様な受け取りニーズにも対応する。
 また、配送パートナーに柔軟な働き方を提供し、現場の生産性向上を後押しする。宅配の案件も多様な曜日・時間で提供し、他の案件と組み合わせることが可能。CBクラウドの宅配業務効率化システム「スマリューポスト」を活用し、不慣れなドライバーでも宅配業務に従事しやすい環境を整える。
 トランコムは全国20万台規模の一般貨物車両による中長距離幹線輸送力や物流センター構築運営ノウハウが強み。はぴロジは物流事業者と荷主を繋ぐプラットフォーム「ロジーク」と物流システムに関する知見があるほか、グループ企業の物流拠点は約1600カ所。3社の強みを持ち寄り、安定的かつ拡張性の高い配送インフラを提供する。