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23/10/03

三菱倉庫、50年度までのCO2排出実質ゼロを宣言

 三菱倉庫(本社・東京、斉藤秀親社長)は9月27日、「三菱倉庫グループネットゼロ宣言」を発表した。グループが手掛ける物流、不動産事業のCO2(二酸化炭素)排出量を、2030年度に13年度比50%削減し、さらに50年度までに実質ゼロを目指す。

「三菱倉庫グループネットゼロ宣言」の内容

 

 実質ゼロ実現に向けた重点分野の一つとして、保管、荷役、輸送の低・脱炭素化を通じたグリーン物流を推進。倉庫設備や車両などの徹底的な省エネ化や低炭素化を図る。EV(電気自動車)トラックの導入のほか、CO2排出ゼロ倉庫やCO2排出量可視化サービスの開発を進める。

 また、事業活動で発生するCO2排出量を可視化し、サプライチェーン全体の一体的な脱炭素化を促進する。

グループの菱倉運輸に導入されたEVトラック「eキャンター」