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23/10/02

NTTロジ、納品平準化ソリューション「スマートリプ」提供開始

 NTTロジスコ(本社・東京、中江康二社長)は、店舗や事務所などへの納品量の平準化に特化したサービスを開始した。トラックの安定的な手配と、積載率向上を目指すデジタルBPO(業務プロセスの一部外注)サービス。納品の平準化を通じ、トラックの積載量向上や安定配車につなげる。
 新ソリューション「スマートリプ」は、顧客の要件に基づいた補充ロジックをシステムとして構築し自動的に補充数を算出する。イベント情報を加味した予測に基づく計算も可能で、需要動向や商品ライフサイクルなどに応じた在庫管理を行い適正化する。
 予測をもとに、適頻度適量での平準化された納品を行う。納品量がトラック積載量などの基準を超える場合は、納品を前倒しするなど物量を調整。在庫が少ない物の納品を優先し、通常の補充に加えて緊急補充も行い欠品を抑制する。運用開始後も継続的な改善をサポートする。
 荷主企業は、トラックドライバーの残業上限規制により輸送力が減少する2024年問題を前に今まで通りの配送ができなくなることや、人材不足が深刻化するなどリスクへの対策が求められている。納品量の平準化されることで、トラックの安定的な手配が可能になり、積載率も向上する。

荷主企業が抱える課題をヒアリングし補充要件をロジック化する

適頻度適量での平準化された納品を実現する