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23/09/28

関通、24年11月に埼玉県所沢市に新拠点 関東圏の事業拡大へ

 関通(本社・兵庫県尼崎市、達城久裕社長)は、2024年11月に日本GLPが埼玉県所沢市に建設する物流施設を専用施設として1棟借りし、「関東新物流センター(仮称)」を開設する。関東圏での事業拡大を目指す。

「関東新物流センター(仮称)」の完成イメージ

 所在地は所沢市南永井513。関越自動車道所沢インターチェンジから約2・3キロメートル。敷地面積は約1万5100平方メートル。4階建て、耐震RCS造。延べ床面積は約2万7900平方メートル。都心から30キロメートル圏内に位置し、首都圏への配送を含む広域配送拠点として優れた立地。近隣には関通の既存施設があり、物量に応じた人員調整が可能で、他の拠点と連携して効率的な物流サービスの提供を図る。既存拠点の集約化による輸配送網の効率化も狙いとしている。
 地盤が強固な台地に位置し、水害などが発生する可能性が低く、BCP(事業継続計画)の観点でも優れている。施設内には、厨房(ちゅうぼう)付きのカフェテリアやシャワー室を完備。庫内には大型シーリングファンを設置し、働きやすい環境を整備する。
 環境面では、太陽光発電設備の設置や、CASBEE、Zeb-Readyといった環境認証の取得を予定している。