- 物流企業
23/09/28
渋沢倉庫、クラウド録画カメラ導入で倉庫内作業効率化
渋沢倉庫(本社・東京、大隈毅社長)はこのほど、撮影したデータを遠隔から確認できるクラウド録画カメラを倉庫内に導入し、運用を開始した。業務プロセスの効率化を図る。
セーフィー製のクラウドカメラを、ウェアラブル型を含め約30台を導入。リアルタイムに業務プロセスを可視化し、作業進ちょくを把握できることから、荷物の滞留を発生させない機動的なラインへの投入や、人員配置のコントロールに生かしている。記録された映像データを解析し、作業動線のさらなる改善にも活用していく。
入出庫時のトラック誘導でも、バースの状況をリアルタイムで捉えたクラウドカメラを活用する。適切な誘導と荷積み・荷降ろし作業の準備でトラックの待機時間削減につなげる。
今後も、自社システムとの連携を進め、さまざまなDX(デジタルトランスフォーメーション)・最新技術と組み合わせた運用を検討していく。渋沢倉庫は、経営ビジョン「お客様の事業活動に新たな価値を生み出すValue Partner」の実現に向け、サプライチェーン全体のイノベーション(革新)に取り組んでいく。