• 物流企業

23/09/26

トランコム、マレーシアに物流子会社を設立

 トランコム(本社・名古屋市、神野裕弘社長)は10月1日、マレーシアに物流事業の完全子会社を設立する。シンガポールに隣接するジョホール州タンジュン・ペラパス港(保税地区)に倉庫を開設し、2024年1月に営業を開始する。アセアン地区での物流事業の拡大に向け、マレーシアの国内物流と同国発の国際物流を展開する。
 資本金は1000リンギット(約3万円)。営業開始時には100万リンギット(約3100万円)に増資する。物流コンサルティング、物流センター構築・運営、マレーシア国内外での輸送サービスを手掛ける。
 トランコムグループは25年度までの5カ年の中期経営計画で、主要戦略の一つに「アセアン地区での成長強化」 を掲げている。08年にタイ、14年に中国、19年にシンガポールに進出。幹線輸送・3PL・人材派遣・ビルクリーニングサービスなどの事業で海外展開を図っている。