• 物流企業

23/09/26

日梱、25年2月 岩手県金ケ崎で倉庫しゅん工

 日本梱包運輸倉庫(本社・東京、大岡誠司社長)は2025年2月、岩手県金ケ崎町で「金ケ崎倉庫(仮称)」をしゅん工する。半導体や自動車関連企業の進出が進む中、物流需要の高まりに合わせ事業拡大を図る。また、ドライバーの残業上限規制に伴う24年問題に対応すべく中継輸送拠点の能力を強化し、北東北エリアの配送能力拡大を目指す。
 東北自動車道北上金ケ崎インターチェンジから3・7キロメートルに立地。北上市、金ケ崎町、奥州市の各工業団地へ30分以内でアクセスできる。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約2万6151平方メートル。
 設備は、貨物用エレベーター5基、コンテナピット2レーン、全天候型屋内バースや高床ホームを備え、天候条件や車両に合わせた荷役作業ができる。2階の一部区画6429平方メートルには空調設備の導入も計画している。
 今後も付加価値の高いサービスを提供し、幅広い物流網の構築を目指す。

「金ケ崎倉庫(仮称)」の完成予想図