ＳＢＳリコーロジ、ＥＶバン「Ｆ１ＶＡＮ」導入

　ＳＢＳリコーロジスティクス（本社・東京、若松勝久社長）は９月11日、フォロフライが提供するＥＶバン「Ｆ１ＶＡＮ」を導入した。
　Ｆ１ＶＡＮは１トンクラスの商用ＥＶバン。フル充電時の走行距離は、ラストワンマイル配送で一般的に必要とされる100キロメートルの基準をクリアした300キロメートル以上。頻繁に停止・発信を繰り返す市街地での配送を想定したテストでも200キロメートル以上走行する。今後は、電池劣化診断、劣化予測を一元把握することで、より効率的な物流業務が可能になる。
　ＳＢＳグループは2021年10月に、ＳＢＳ即配サポートで試験運用を開始し、フォロフライと日本の気候や安全基準に合わせた快適性、実用性の向上に取り組んできた。２年間の試験運用で改良を続け、本格導入に至った。
　同日には、静岡県沼津市の「物流センター沼津第一」で納車式を行った。