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23/09/14

富士ロジHD、10月に奈良県安堵町で新拠点開設

 富士ロジテックホールディングス(本社・静岡市、鈴木庸介社長)は10月1日、奈良県安堵町の「LF奈良」4階に「奈良ロジスティクスセンター」を開設しサービスを開始する。関西地区体制を強化し、2030年までに売り上げ倍増を目指す。
 所在地は、奈良県安堵町岡崎367ノ10LF奈良4階。LF奈良は鉄骨造4階建て、耐震構造で、総延べ床面積12万5500平方メートル。そのうち、富士ロジHDは7100平方メートルを賃借する。ダブルランプウエー・中央車路を備え、天井高5・5メートル、床荷重1平方メートル当たり1・5トン。
 西名阪自動車道大和まほろばスマートインターチェンジから約1・5キロメートルに立地。近畿圏主要都市へのアクセスが良く、今後、西名阪道や京奈和道の延伸によりさらなる利便性の高まりも期待できる。
 富士ロジHDでは、奈良の新拠点開設に加え、関西を拠点とするグループ内の人材派遣会社の事業拡大や、運送会社の関西地区進出検討を進めている。関西地区での保管、入出庫、配送など一連の物流業務をグループ内でワンストップに供給できる体制を整え、30年までに関西エリア全体で売り上げ倍増を目指す。倉庫内外でのBPO(業務委託)サービスを安定的に提供していく。

関西エリアでの事業イメージ