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23/09/12

郵船ロジ、チリワインの日本向け定温混載サービス 10月開始

 郵船ロジスティクス(本社・東京、岡本宏行社長)は10月、チリ発日本向けのワイン専用定温混載(LCL)サービスを開始する。定温を保つリーファーコンテナを活用した海上混載サービス。横浜港向けの直行便を設定し、小ロットのチリワインの海上輸送ニーズに応える。
 自然派ワインや高価格帯のワイン、少量輸入のワインなどを、チリ・サンアンニオ港の倉庫に集約後、リーファーコンテナに積み込み、日本まで海上輸送する。日本側では、東京港の定温コンテナフレートステーション(CFS)を使用する。
 一定温度を保ち、季節を問わず、より多くの種類のチリワインを良好な状態で輸送する。また、途中港での積み替えがないダイレクト輸送で、港湾荷役や温度変化による品質劣化を防ぎ、盗難リスクも軽減する。
 チリワインの国内輸入ではこれまで、海上輸送の小ロット混載サービスがなく、コンテナ単位での輸送が必要だった。