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23/09/11

アロー流通サービス、「GLP平塚Ⅲ」を一棟借り

 自動車ワイヤーハーネスや電線、ガス機器、空調機器を開発する矢崎グループの物流業務を担うアロー流通サービス(本社・愛知県豊田市、竹越好美社長)は、日本GLPが神奈川県平塚市に8月にしゅん工した「GLP平塚Ⅲ」を専用施設として一棟借りする。
 所在地は、神奈川県平塚市大神。新東名高速道路厚木南インターチェンジから約1・5キロメートル。敷地面積は1万3599平方メートル、耐震鉄骨造4階建てで、延べ床面積は2万7763平方メートル。関東全域、福島県、新潟県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県など合計15都県に4時間以内でアクセスが可能。広域エリアへの配送中継地としても適している。
 新拠点は、地上4階建てのボックス型で、汎用性の高い設計。24時間無人でも荷物の入出庫が可能な置き配バースを導入し、トラック待機問題の解消、輸送コスト削減、効率化につなげる。
 BCP(事業継続計画)対応では、30時間以上の非常用発電機を設置。電力の供給先として荷物用エレベーターも対象とし、停電時でも物流を止めない。

「GLP平塚Ⅲ」外観