- 物流企業
23/09/08
フェデックス、埼玉の2市1町向け輸出入貨物配送時間を1日短縮
フェデックス・エクスプレス(本社・米メンフィス市、リチャード・W・スミス社長兼CEO)は、埼玉県の三郷市、吉川市、松伏町を対象とした輸出入貨物の配送サービスを強化する。輸送所要時間を1日短縮し、顧客を物流面でサポートする。
輸入貨物では、個人宅への配送を除き、日本に平日到着する荷物を従来に比べ1日早く受け取ることができ、輸出貨物についても仕向地への配達時間が1日短縮される。
適用するのは、通常はアジア・北米、欧州・南米を対象に、1~2営業日で配送する商品「フェデックス・インターナショナル・ファースト」と「フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・エクスプレス」。また、日本から220の国と地域に対し1~3営業日で配送する「フェデックス・インターナショナルプライオリティ」と「フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト」も対象となる。
フェデックス日本支社の久保田圭マネージングディレクターは、「日本の輸出金額は6月時点で前年比1・5パーセント増加し、28カ月連続伸長している。今回の輸送時間短縮は、利用者のビジネスサポートにつながり、経済全体の回復も促進されると考えている」と話す。
フェデックスは、これまでに三重県の四日市市、津市、鈴鹿市に到着する貨物の輸送所要時間を短縮。欧州、アジア太平洋、中東、アフリカの各地域から日本に到着する貨物を1日早く受け取れるようにした。