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23/09/08

SGムービング×リネットJ、使用済み家電回収Sを新たに3自治体で開始

 SGムービング(本社・東京、角本高章社長)とリネットジャパンリサイクル(同・愛知県大府市、中村俊夫社長)は8月、自治体公認の使用済み家電回収サービスを、新たに3自治体で開始した。埼玉県宮代町、静岡県伊豆市、奈良県斑鳩町と連携協定を締結。家電リサイクル法指定4品目から小型家電まで一括で家庭から直接回収し、リサイクル物流の需要に応える。
 テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンといった大型家電は、各家電メーカーの引き取りとリサイクル処理が法律で義務付けられている。一方、大型家電の搬出は難しく、無許可業者による回収や不法投棄が全国で横行。また、電子レンジやドライヤーなどの小型家電は排出時に適用される法律が異なるなど、回収手続きの煩雑さがリサイクル物流の障壁となっている。
 SGムービングとリネットジャパンは、さまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォーム(基盤)を開発し、昨年12月からサービスを開始。これまでに、全国86自治体とサービス提供の協定を締結している。