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23/09/08

センコー、10月から新制服 30年ぶりリニューアル

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は10月2日、新制服の一斉着用を開始する。約30年ぶりの刷新。安全性・機能性を高めて環境にも配慮した制服で、従業員の働きやすさやモチベーション、企業ブランディングの向上を目指す。

モノトーンをベースに、センコーのコーポレートカラーの緑色と赤色を取り入れた新制服

 新制服は耐久性が高く、引っ掛かりの少ない仕様で、作業時の安全性を高めた。通気性にも配慮して熱中症リスクを軽減したほか、再帰性反射材を使用し夜間などでの視認性にも優れる。
 ポロシャツには吸汗速乾性とストレッチ性に優れた生地を採用。ブルゾンは胸ポケット、パンツはカーゴポケットを増やして収納性を向上させた。ブルゾンには脇下部分に消臭テープも取り付け、機能性を高めた。
 モノトーンをベースに、センコーのコーポレートカラーの緑色と赤色を取り入れたデザイン。男女問わず幅広い年代が着用できる、アクティブでスタイリッシュなイメージに仕上げた。
 また、環境への配慮として、ブルゾンとパンツの生地には使用済みペットボトルを原料とした再生ポリエステルを使用した。旧制服は全て回収し、再生原料として活用する。
 センコーは制服の刷新に当たり、アンケートで従業員の声を集約。旭化成アドバンスやオンワードコーポレートデザインと共に、社内ニーズや機能性、安全性などの観点で検討を重ね、新制服のデザインや素材に落とし込んだ。