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23/09/08

ネスレ日本、鉄道モーダルシフトを中距離にも拡大 JR貨物Gと提携

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)とネスレ日本(同・神戸市、深谷龍彦社長兼CEO)は9月1日、持続可能な物流構築に向けたパートナーシップを結んだ。これまで長距離輸送で取り組んできた鉄道モーダルシフトを、より貨物量の多い中距離輸送にも順次拡大する。

パートナーシップ調印式の様子(左から全国通運の永田浩一社長、ネスレ日本の深谷社長兼CEO、JR貨物の犬飼社長、日本運輸倉庫の柏井省吾社長)

 JR貨物グループの全国通運、日本運輸倉庫と共同で配送網を構築し、ネスレ日本の製品の中距離輸送をトラックから鉄道へ切り替える。2024年2月、静岡県島田市のネスレ日本島田工場から大阪市のJR貨物百済貨物ターミナル駅を経由した関西方面への輸送を開始する。次の段階として、茨城県稲敷市のネスレ日本霞ケ浦工場から東京都荒川区のJR貨物隅田川駅を経由した東北方面への輸送にも取り組む。
 走行距離500キロメートル以上の長距離輸送に対し、中距離輸送は同500キロメートル以下で中心帯200~350キロメートルを想定している。モーダルシフトの取り組みを加速し、トラックドライバーの負担軽減や二酸化炭素排出量削減を目指す。

貨物鉄道輸送の様子