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23/08/31

北王流通、さいたま市に「岩槻共配物流センター」開設 同社首都圏最大級

 北王流通(本社・東京、黒田英則社長)は8月、埼玉県さいたま市に同社首都圏最大級となる「岩槻共配物流センター」を開設した。共同配送力を強化し、配送効率の向上につなげる。ドライバーの労働規制強化に伴う2024年問題を見据え、輸送車両の削減・人手不足の解消も目指す。

北王流通として首都圏最大級の規模を誇る「岩槻共配物流センター」

 

 所在地はさいたま市岩槻区笹久保2059。東北自動車道岩槻インターチェンジから4・5キロメートルに立地。敷地面積は約1万7750平方メートル。設備は、超定温庫が約102平方メートル、冷凍庫が約3155平方メートル、冷蔵庫が約4973平方メートル、常温庫が約1808平方メートル。トラックバース数は25で、100台以上止められる駐車場、コンテナ洗浄機、システム電動式移動棚の自動ラックも備えた。
 今回、関東圏で16拠点目となる拠点をさいたま市に開設したことで、関東圏の低温食品の配送効率を向上し、輸送車両の削減・秀不足の解消につなげる。多方面から依頼された荷物の中継地点としての役割も果たしていく方針だ。