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23/08/29

NXHD、フォークリフト自律遠隔搬送SをNECと共同開発

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、斎藤充社長)はフォークリフトの自律遠隔搬送ソリューションをNEC(同・同、森田隆之社長兼CEO)と共同開発した。安全で高効率な自律制御で入出庫作業を自動化する。複数台のフォークリフトの動きを遠隔管理・操作できるほか、既製のフォークリフトに装置を後付けして活用可能。倉庫内での実証実験を通じ、早期の事業化を目指す。
 物流倉庫内の映像データを基にシミュレーションし、搬送ルートを自動設定する。自動制御時には、フォークリフトに搭載したカメラやレーザーセンサー技術で周辺状況のデータを取得し、搬送ルートをリアルタイムで見直す。さらにルート上の障害物や人を検知し、状況に応じてフォークリフトの速度を自動調整する。
 全てのフォークリフトのカメラ映像やセンサー情報は、クラウドに集約して分析・制御。複数拠点にある複数台のフォークリフトを倉庫外からも管理・操作できる。また、既製のフォークリフトにレバーなどを制御する装置やカメラ、センサーを後付けすることで、自律遠隔制御に対応。倉庫にカメラやセンサーを追加で設置する必要はない。
 両社は9月13~15日、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2023」に出展する。また、24年以降、同ソリューションをNECのDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム(基盤)に搭載し、展開する。今後は在庫管理や入出庫管理を含む倉庫管理システムとの連携を図り、棚卸管理まで含めた物流倉庫の自動化に取り組む。

自律遠隔制御対応のフォークリフト。自律制御・遠隔操縦・搭乗操作は簡単に切り替えられる

遠隔操作で、安全を確保しながら生産性を改善。労働力の集約と1人当たりの作業効率の向上に貢献し、安全で快適な労働環境を提供する