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23/08/25

富士ロジテックHD、首都圏に文書保管と電子データ化代行の拠点開設

 富士ロジテックホールディングス(本社・静岡市、鈴木庸介社長)は8月22日、首都圏に文書や設計図面など紙媒体の保管や電子データ化を代行するサービス拠点「文書事務集中センター・電子化センター」を開設した。市場動向や利用者のニーズを踏まえ首都圏の拠点を集約し、円滑なサービスの提供体制を構築する。
 所在地は首都圏で、セキュリティー上の理由により非公開。延べ床面積は、77・19平方メートル。主な設備はスキャナー4台。1979年から提供している首都圏の文書保管・管理サービスの拠点を集約し効率化した。
 顧客オフィスで発生する文書や図面などの紙媒体を集荷し、電子化センターで付帯情報や検索性を高めデジタル化する。原本は倉庫に保管し、データはクラウド上で管理する。同一サービス内で、集荷・保管・電子化・廃棄を提供する。
 電子化サービスは、文書の他に、設計図面など大型の媒体にも対応する。建設関連企業や、自社に工場やプラントを持つ機械・化学素材メーカーなどの顧客も想定している。また、医療機器の譲受・譲渡や製造の記録など特殊な書類にも対応する。

電子データ化サービスのサービスイメージ