• 物流企業

23/08/25

関通×北王流通、食品EC向け物流サービスで協業

 関通(本社・兵庫県尼崎市、達城久裕社長)と北王流通(同・東京、黒田英則社長)は、食品EC向けの物流サービスで協業を開始する。EC化率の低い食品関連の成長を見込み、両社の強みを生かした物流網の構築を図る。
 関通の提供する倉庫管理システム「クラウドトーマス」と、北王流通が持つ冷凍・冷蔵の輸送インフラや冷凍・冷蔵倉庫を掛け合わせる。
 北王流通では、既存顧客のECなどの対応の実現、関通は冷凍・冷蔵での共配網の構築など、両社の顧客に対して冷凍・冷蔵物流サービスの範囲拡大を図る。温度管理が必要な冷凍・冷蔵の配送は、ドライバー不足や配送リードタイム、インフラの依存など課題も多いが共同配送網の構築により課題をクリアし、コスト面の削減も期待する。多様化するニーズに対応できる体制を整え、スムーズな物流サービス目指す。共配網は、まず首都圏から開始する。

構築を進める共配網のフロー