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23/08/18

キリンロジ、若手育成の一環で中国視察を実施

 キリングループロジスティクス(本社・東京、安藤弘之社長)は6月4~11日、社長を含む役員と20代・30代前半の若手社員で中国視察を実施した。上海・深圳・珠海を訪れ、総領事館や現地グループ会社を訪問し情報収集や意見交換を行った。グローバルな視点や最新技術の動向把握を通じた人材育成の取り組みの一環。

在上海日本国領事館で赤松大使の講話を聴く参加者

 在上海日本国総領事館では、赤松秀一大使が「日中のこれまでとこれから」をテーマに講話。今後を含む日中関係の在り方や、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略などが紹介された。
 その後一行は、三菱商事上海を訪れ、中国の政治経済や消費者の動向を踏まえたビジネスの展開事例などを共有。麒麟中国投資では、同国のビール市場などの説明を受けた。三菱商事物流上海の「宝山物流倉庫」と関連がある最先端機器やロボットなどの供給メーカーや、それらの機器を導入している物流センターを見学し、情報収集を行った。

帰国後、全社をオンラインでつなぎ視察発表会が行われた

 また、麒麟中国の物流センターや麒麟珠海のビール工場では、現地の情報把握を行い、グループによる貢献・支援の領域を広げることを目的にした意見交換を行った。
 帰国後の7月31日には、全社をオンラインでつなぎ、若手訪問者による視察発表会を実施。視察での気付きや、最新技術を自社へ適用するための考察などを発表した。