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23/08/17

アサヒロジスティクス、埼玉・滑川にドラ研修宿泊施設&社員寮

 アサヒロジスティクス(本社・さいたま市、横塚元樹社長)は、埼玉県滑川町に研修宿泊施設と社員寮を新設し、9月から運用を開始する。ドライバー研修の宿泊先として活用するほか、社員寮を備えることで幅広い地域からの人材採用を進め、安定的なドライバー確保を目指す。

9月に運用を始める「アサヒロジスティクスグループ滑川寮・研修所」。社員寮、宿泊施設の他、談話室なども備える

 「アサヒロジスティクスグループ滑川寮・研修所」の所在地は滑川町月の輪7ノ29ノ6。敷地面積は1573平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は1209平方メートル。社員寮として22部屋、宿泊施設として10部屋を備える。災害時への備えとして、蓄電池や非常用コンセントも設置した。
 既存のドライバー専用研修施設・滑川福田センターから約4キロメートルの立地。同センターで行う3泊4日の新人研修や、独自の教育制度「アサヒ人財育成大学」を受講するドライバーの宿泊施設として活用する。また、社員寮として生活環境を整備し、関東圏外の地方出身者や学生を含む若年層を中心に、ドライバーとしてのデビューをサポートしていく。

 アサヒロジスティクスはこれまでも、人材不足・ドライバーの高齢化といった物流業界の課題解決に向け、未経験者や女性、若年層を積極的に採用。新設する研修用宿泊施設内には、女性専用ルームも完備している。