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23/08/14
トラック業界の景況感、7~9月はマイナス28・8に改善
全日本トラック協会(坂本克己会長)によると、トラック運送業の景況感の7~9月期見通し(速報値)は4~6月期比3・3ポイント上昇のマイナス28・8。一般、宅配以外の特積み、宅配のいずれも、輸送量、売上高、営業利益が改善する見込みで、マイナス幅はわずかに縮まる。
業態別では、一般と宅配以外の特積みで、輸送量、運賃・料金水準、売上高、営業利益がいずれも改善する見通し。宅配は、運賃・料金水準が悪化するものの、輸送量、売上高、営業利益は改善に向かう。
半面、ドライバーの不足感は強まる。採用動向はポイントを下げる一方で、不足感を示す雇用動向は同12・2ポイント上昇の86・7となる見込みだ。
4~6月期の景況感は、1~3月期比2・7ポイント上昇のマイナス32・1。一般は輸送量、売上高、営業利益が減少したものの、輸送原価上昇分の一部が価格転嫁できるようになったこともあり運賃・料金水準は改善。宅配を除く特積みは、輸送量、運賃・料金水準、売上高、営業利益いずれも改善が見られた。
調査は7月末までに回収した特積み128社、一般514社の回答を集計した。