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23/08/10

NEXCO3社、高速道路の橋やトンネル内の区画柵の設置箇所を拡大

 東日本高速道路(本社・東京、由木文彦社長兼CEO)、中日本高速道路(同・名古屋市、小室俊二社長兼CEO)、西日本高速道路(同・大阪市、前川秀和社長)の3社は8月から、全国の高速道路20路線で、正面衝突事故防止対策として設置している区画柵の試行設置箇所を順次拡大していく。
 今回の試行設置箇所は、延長50メートル以上の長大橋で39カ所・約12・3キロメートル、トンネルで6カ所・約1・3キロメートル。
 NEXCO3社は2021年10月から、暫定2車線区間の高速道路の長大橋・トンネルで、防護柵に準じた安全性が確保される「センターパイプ」「センターブロック」を試行的に設置して検証。22年12月に開かれた「高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会」で拡大が決まっていた。

センターパイプの設置例

センターブロックの設置例