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23/08/09

サントリーHD、8月 飲料扱う石川金沢配送センターを稼働

 サントリーホールディングス(本社・大阪市、新浪剛史社長)は8月、「石川金沢配送センター」を稼働する。北陸に9カ所あった倉庫を1カ所に統合し、輸配送網を集約。ドライバーの労働時間、トラックの輸送距離の削減を見込む。
 所在地は、石川県白山市鹿島町1ノ9ノ3。延べ床面積は約1万6000平方メートル。酒類・清涼飲料を扱う。同センターへの倉庫集約により、トラックの年間輸送距離を約16万5000キロメートル削減、年間の二酸化炭素排出量も約150トン削減する。
 また、村田機械製の自動倉庫システムを導入。庫内作業の人員を大幅に減らし、トラックから貨物を積み降ろす工程に人員を回せるので、ドライバーの待機時間削減にもつなげ、ドライバーの年間平均労働時間を約4400時間削減する。
 センターの運営は、若松梱包運輸倉庫が担う。両社は、輸配送網の再構築や施設の設計を行い、物流総合効率化法の認定を取得した。

新しい配送拠点「石川金沢配送センター」