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23/08/09

ヤマトHD、インド法人が印で初の物流センター3拠点を開設

 ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)のインド法人ヤマトロジスティクスインドは7月25日から、インド国内でグループ初の物流施設3拠点を順次稼働した。工業地帯に近いエリアに拠点を開設し、国内外のサプライヤーから生産工場へ製造部品のジャスト・イン・タイム納品、国内外への部品輸送を提供していく。
 インドでは、自動車製造が主要産業の一つ。国内外のメーカーが完成車や部品の製造量を拡大し、近年では、国内への販売だけでなくアフリカ・中近東への輸出も増加している。
 稼働する3カ所の施設は、「マサネールロジスティクスセンター」(ハリヤナ州、延べ床面積1万1500平方メートル)、「ベンガル―ルロジスティクスセンター」(カルナータカ州、同7000平方メートル)、「アメダバードロジスティクスセンター」(グジャラート州、同5700平方メートル)。
 同法人は2008年に設立。これまで、インド国内で主に自動車メーカー向けに顧客の施設内で物流サービスを提供してきた。今後、サプライチェーン全体の最適化、物流コストの削減や生産性の向上を支援していく。

マネサールロジスティクスセンターの外観