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23/08/04

ラピュタロボ、自動フォークに新機能 格納・パレピッキングを自動化

 ラピュタロボティクス(本社・東京、モーハナラージャー・ガジャンCEO)はこのほど、2023年4月に発売した自動フォークリフトに、自動で格納・パレットピッキングを行える機能を追加した。ユーザーの要望に応えたもので、物流現場の課題解決をさらに後押しする。
 格納機能の追加で、仮置き場から棚への搬送・棚入れの自動化を実現。パレットピッキング機能を加えることで、自動フォークリフトで格納された荷物を棚から自動でピッキングし、仮置き場へ搬送することができる。

格納機能のイメージ

パレットピッキング機能のイメージ

 既存機能による定点間搬送や垂直搬送機前後の仮置き搬送と新機能を組み合わせることで、より幅広い業務の自動化が可能に。自動フォークリフトの導入メリットを高めた。
 23年4月の自動フォーク発売以来、ユーザーからは格納・パレットピッキング業務の自動化を希望する声が多くあった。今回、いち早く市場ニーズに対応すべく新機能を追加した。
 ラピュタロボの自動フォークに用いる自己位置認識技術は反射板や磁気テープを必要としないLiDAR(ライダー)方式。現場工事が不要で、荷役位置にも柔軟に対応できることが特長だ。