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23/08/02

アイリスオーヤマ、スマイルロボを子会社化 仕分け・搬送分野にも参入

 アイリスオーヤマ(本社・仙台市、大山晃弘社長)は7月31日、ロボットの開発を手掛けるスマイルロボティクス(同・東京、小倉崇社長)の全株式を取得し、子会社化した。アイリスオーヤマが2020年に参入したロボット事業で、企画・開発から製造・保守まで一気通貫で手掛ける体制を整える。
 スマイルロボは、東京大学情報システム工学研究室出身のロボットエンジニアが19年に創業したロボット開発のスタートアップ企業。設立以来、分離合体式棚搬送ロボットなどの開発を行い、直近では移動ロボット開発プラットフォーム(基盤)の販売も手掛けている。子会社化に伴い、8月1日付で商号を「シンクロボ」に変更した。
 アイリスオーヤマは20年11月からロボット事業に参入。ソフトバンクロボティクスが提供するロボットに独自開発の機能を付加した製品を販売し、現在4000社を超える企業が導入している。事業参入から3年という短期間で法人向けのロボット事業を成長させてきた。
 今回の子会社化で、スマイルロボのロボット開発力と、アイリスオーヤマが強みとする企画・量産・販売力を組み合わせたシナジー(相乗)効果の創出を目指す。
 アイリスオーヤマが既に展開している清掃・配送ロボットに加え、物流の24年問題に対応する仕分けロボットや搬送ロボットなど多様な分野で事業を拡大する方針。今後は、単一機能のロボット開発・製造・販売に加え、複数のロボットを制御する独自のシステムを開発していく考えだ。