- 荷主
23/07/27
大塚商会、9月に愛知・一宮で新「中部物流センター」開設
大塚商会(本社・東京、大塚裕司社長)は9月、愛知県一宮市に新「中部物流センター」を開設する。現在の中部物流センターから大型センターへ移転し、オフィス用品通販「たのめーる」の受注量拡大に対応する。作業の効率化で、従来比1・5倍の出荷が可能になる。
所在地は、愛知県一宮市千秋町小山外輪堂1ノ1。名古屋高速、名神高速、東海北陸道の3つの高速道路インターチェンジに至近。4階建て・耐震構造で、延べ床面積は約5万7442平方メートル。屋根には全面太陽光発電設備を設置し、約40%の電力省エネ効果を見込んでいる。環境配慮型の建屋として「CASBEEあいちAランク」を取得。三河地区、北陸エリアを含む中部地方全域を網羅する拠点として運営する。
新センターでは、棚搬送型ロボットと、デジタル表示器の指示に従い商品を仕分けるデジタルアソートシステムと、空間や物体に映像を投影するプロジェクションマッピングを融合させ、作業者が歩くことなく属人化リスクも少ない作業環境を実現し、省人化を図る。また、検品機能を備えた最新のデジタルピッキングシステムも導入し、ビッグデータを活用して在庫配置を最適化し、各設備の特色や能力を最大限に引き出すための分析・解析ツールを独自開発した。