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23/07/26

ナブアシスト、「点呼+」シリーズにコミュニケーションロボの新製品

ナブアシスト(本社・前橋市、江口大介社長)は「点呼プラス・ロボット版 Kebbi」で、国土交通省の乗務後自動点呼の機器認定を取得した。ドライバーの自動点呼支援システム「点呼+(プラス)」シリーズの新製品。パソコン不要で、愛らしいコミュニケーションロボットが乗務員と対話して点呼業務を効率化する。

「点呼+(プラス)」シリーズの新製品「点呼プラス・ロボット版 Kebbi」

 台湾のロボットメーカーNUWAロボティクスのAI(人工知能)ロボット「Kebbi」を採用。優れた認識機能を備え、画像や照明による表現のほか、ボディランゲージも交えて対話できる。また、点呼だけではなく、安全指導、乗務員の改善基準告示チェック、運転結果確認などの支援も行う。
Wi-Fiでネットワーク接続し、アルコールチェッカーと免許証リーダーは無線通信規格のブルートゥースで接続できるため、導入が容易。正確なデータを収集して点呼業務を標準化し、運行管理者の負担軽減に貢献する。
ナブアシストは点呼プラスシリーズで、今回分も含めて3種類の機器認定を取得している。点呼プラスのプラットフォーム(基盤)は、対面点呼から自動点呼まで幅広く対応可能。また、サブスクリプションならではの拡張機能として、これまでに車輛点検機能のほか血圧計・体温計と連携したバイタルデータ管理機能を提供した実績もある。運転者台帳、配車請求システムなどの運行管理者支援サービスとの連携も可能。