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23/07/26

アズコム丸和HD、EC物流事業拡大へ茨城・土浦に新拠点

 AZ-COM(アズコム)丸和ホールディングス(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は7月、茨城県土浦市で土浦営業所の稼働を開始した。EC物流事業拡大の重要拠点として、子会社の日本物流開発が新たな物流センターを稼働。県内の既存4拠点を集約し、9月の本格稼働を目指す。ECサイト運営の中小企業に向け、付加価値の高い流通加工を含む物流代行サービスを展開する。
 所在地は土浦市上坂田1458ノ1。敷地面積は1万6344平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は1万8742平方メートル。
 25度・30度の定温管理スペースを設置し、温度管理が必要な商材の品質を保持する。トラックバースは22台が同時接車可能。トラック待機場は6台分。屋根は全面が太陽光発電設備に対応できる。外構には敷地内雨水の全浸透が可能な雨水浸透層を設けた。 常磐自動車道の土浦北インターチェンジから約1キロメートルの立地。北関東自動車道、圏央道へのアクセスにも優れ、広域物流サービスを提供する。
 新センターは日本物流開発として最大規模の投資で、土浦市初の物流総合効率化法の認定を受けた特定流通業務施設。既存の物流拠点を集約することで、大気汚染物質の排出量削減、環境負荷低減、省力化を図る。

EC物流事業拡大の重要拠点として開設した土浦営業所の物流センター